瀬戸市 外壁塗装工事 屋根塗装工事
2025.06.03 (Tue)
瀬戸市 外壁塗装工事 屋根塗装工事 施工データ
施工場所 | 愛知県瀬戸市 |
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工事内容 | 外壁塗装工事 屋根塗装工事 |
外壁使用塗料 | フッ素REVO(アステックペイント)/RSゴールドマイルドF(関西ペイント) |
屋根使用塗料 | RSルーフ2液F(関西ペイント) |
施工カラー | |
工事期間 | 33日間 |
工事完了月 | 2025年5月 |
私が責任をもって担当しました

伊藤 純汰
これまではご自身でメンテナンスをされてきたという元気なお父さん。
ご高齢となり、ご自身でやるのは難しいかも…ということでご相談いただきました。
外壁はモルタルの部分とトタンの部分があり、トタンの部分は一部サビが見られました。
サビはそのままにしておくと穴が開いてしまったりして雨漏りの原因となるかもしれません。
サビをしっかり落としてから、サビ止め効果のある下塗り剤を使用し、塗装をしました。
その他の板金でできた屋根や庇なども同様です。
これでお父さんが建てた立派なおうちに末永く住んでいただけますね。

高圧洗浄作業
建築物専用の「高圧洗浄機」にて洗浄します。
110~130Kg/㎠圧の規定圧をかけて素地を傷めないように洗浄していきます。
高圧洗浄は雨天でも作業可能な為、天候による作業の延期はありません。軒天張替え作業
劣化が進んでいた軒天の板を外します。軒天張替え作業
下地を取り付けます。軒天張替え作業
新しい板を張って完了です。屋根 下地処理作業
下地にある浮いた錆や古い塗膜、汚れなどを物理的に除去し、塗料の密着性を高めるために表面に目粗しを行います。
塗装の耐久性と仕上がり品質を向上させるための重要な下地処理です。屋根 下塗り作業
トタンは、経年劣化や紫外線、雨風の影響でめっき層が傷ついたり、剥がれたりすることがあります。
こうなると、下地の鉄が露出してしまい、空気中の酸素や水分と反応して錆が発生します。
一度錆が発生すると、どんどん進行し、最終的には穴が開いて雨漏りの原因となることもあります。
下塗りには錆止め効果のあるものを使用します。
屋根全体に塗布することで、めっき層が傷ついた部分や、すでに小さな錆が発生している部分に直接作用し、錆の進行を強力に食い止めます。
これにより、屋根材自体の劣化を防ぎ、長期間にわたって屋根を健全な状態に保つことができます。屋根 中塗り作業
しっかりと厚みをつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。屋根 上塗り作業
丁寧に塗り重ね、雨や紫外線に強く
耐久性の高い屋根に仕上げていきます。
使用色:ジェットブラック養生作業
塗料が周囲に飛び散ってしまわないよう、窓やベランダ、植木など、塗装しない部分にビニールシートなどを覆って保護する作業を「養生」と言います。
養生をしっかり行うことで、塗装後の仕上がりが美しく、周辺への影響も最小限に抑えられます。
養生には、マスキングテープやビニールシート、飛散防止ネットなど、様々な資材が使われます。
軒天 塗布作業
防藻性、防カビ性、透湿性に優れた軒天専用塗料を塗布します。外壁 下塗り作業
その壁に最も合う上塗り材との相性が良く、密着性の高い下塗り材を選択し、塗布します。
下塗りは通常、透明色または白色になります。
また、下塗りは、塗料が外壁に吸収されすぎるのを防止する目的もあります。
塗料が外壁に吸収されてしまうと、吸い込みによるムラができてしまいます。
そのようなことを防ぐため、下塗り作業は必要不可欠。
外壁塗装の基本となる、とても重要な工程といえます。外壁 中塗り作業
中塗りで膜厚をつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。
下塗りの上に一度塗料を重ねただけでは、おうちを守る目的としては十分ではありません。
塗料本来の性能が発揮されるよう、中塗りはとても重要な作業です。
選んでいただいたカラーがお目見えするのはここからです。
外壁 上塗り作業
中塗りに続いて上塗りです。
塗り重ねることによって、丈夫な塗膜ができ、塗料の性能を最大限に発揮してくれます。
3回目ともなると、塗膜に厚みを帯び、なめらかな面となって仕上がって参ります。
使用色:ブロークンホワイト
トタン壁 下地処理作業
まず古くなった塗膜や浮いた錆を丁寧に除去する「ケレン作業」から始めます。
これにより、壁の表面をきれいにし、塗料がしっかりと密着できる状態に整えます。トタン壁 下塗り作業
錆止め効果のある下塗り剤をムラなく塗布することで、錆の発生を効果的に防ぎ、その上に塗る仕上げの塗料が長持ちする強固な下地を作ります。
この下塗りを行うことで、見た目の美しさと耐久性を両立させることができるのです。トタン壁 中塗り作業
下塗りの塗料がしっかりと乾いたら、次は中塗りです。
目的は2つ
1つ目は、壁の色をしっかり発色させるためです。
最終的に塗る色と同じ色の塗料を塗ることで、下地のサビ止めや小さなムラを隠し、仕上げの色が想像通りに、そしてムラなくキレイに出るように準備します。
2つ目は、外壁をより丈夫に長持ちさせるためです。
塗料の層が厚くなることで、紫外線や雨、風といった厳しい環境からしっかり守ることができます。
この層があるおかげで、仕上げの塗料が傷つきにくくなり、塗装したての美しい状態がより長持ちするようになるのです。トタン壁 上塗り作業
「上塗り」作業は、いよいよ最終段階です。
中塗りの塗料がしっかりと乾燥した後に、この上塗り作業を丁寧に行っていきます。
最も大きな役割は、もちろん見た目を最終的に美しく仕上げることです。
お客様が選ばれた「この色にしたい!」という塗料を、ムラなく均一に塗布することで、新品のように生まれ変わり、建物全体の印象を大きく向上させます。
しかし、上塗りは単に色を付けるだけではありません。
実は、この上塗り塗料には、紫外線による劣化や、雨、風、汚れなどから壁をしっかりと守るための強力な保護機能が備わっています。
中塗りで厚みを出した塗膜の上に、さらにこの保護層を形成することで、塗膜全体の耐久性を最大限に高め、色あせやチョーキング、ひび割れなどの劣化から長期間にわたって壁を守ってくれるのです。
つまり、上塗りは「建物の顔」として美しさを提供しつつ、同時に「頑丈なバリア」として壁を長く守る、二つの大切な役割を担っているのです。付帯部 下地調整作業
付帯部も、屋根と同じように常に雨風や日光に晒されているため、時間の経過とともに錆びたり、汚れが付着したり、古い塗膜が剥がれてきたりします。
そのため、屋根本体と同じくらい、塗装前の下地調整作業が非常に重要になってきます。
具体的には、屋根本体のケレン作業と同様に、ワイヤーブラシなどで浮いている錆や剥がれかけた古い塗膜を徹底的に除去します。付帯部 錆止め塗布作業
板金部は、サビ止め効果を有する下塗り材を塗布します。
細部までムラなく塗布するため、刷毛で作業をする箇所もあります。
下塗りだからといって怠るのではなく、下塗り段階から、適材適所で道具を選択し、持ち替えて塗布作業します。付帯部 塗布作業
付帯部も外壁同様、原則3回塗りとなります。
仕上がりの艶が美しい、フッ素塗料を使用します。庇板金カバー作業
古くなった庇の上に、新しい板金を被せる工事です。
これは、錆びたり穴が開いた庇を撤去せず、その上から丈夫な板金材で覆い隠すことで、見た目をきれいにします。庇板金カバー作業
新しい板金は雨や日光に強く、雨漏りを防ぎ、庇を長持ちさせる効果があります。
そのため、費用を抑えつつ、建物の印象をリフレッシュし、耐久性を高めることができる便利な方法です。