日進市 外壁塗装工事 屋根カバー工事
2025.06.26 (Thu)
日進市 外壁塗装工事 屋根カバー工事 施工データ
施工場所 | 愛知県日進市 |
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工事内容 | 外壁塗装工事 屋根カバー工事 |
外壁使用塗料 | フッ素REVO1000(アステックペイント) |
施工カラー | |
工事期間 | 23日間 |
工事完了月 | 2025年5月 |
私が責任をもって担当しました

田村 友宏
【執筆者】
【一軒一軒に想いを込めて】
【一塗り一塗りに想いを込めて】
創業当時からの私のモットーは、今でも何ら揺るぎありません。
業界歴は30年以上。
10代の若い頃から建築一筋、この世界で成長させてもらいました。
建築の知識に長けた塗装屋というスタンスで、私だからこそ気づける、ご提案できるお手伝いをさせて頂きます。
【所有資格】
二級建築施工管理技士補
外壁劣化診断士
窯業サイディング塗替診断士
雨漏り診断士
JDCドローン操縦士ライセンスコース修了
築36年、3回目のメンテナンスをご依頼いただきました。
外壁には経年による汚れや色あせ、チョーキング現象が見られ、一部には割れも確認されました。
これらの症状は、雨風や紫外線などの影響で塗膜の撥水効果が低下し、発生しやすくなっていたということです。
塗膜の劣化が進むと、雨水や紫外線などからのダメージをさらに受けやすくなり、外壁そのものの劣化につながる可能性が考えられます。
このため、まずは下地補修をしっかりと施し、再塗装による外壁保護を提案させていただきました。
一方、屋根は全体的に退色や苔の繁殖が見られました。
また、屋根材の反り返りや、所々に割れている箇所も確認。
今回、屋根を塗装することも選択肢としてはありましたが、弊社としては推奨しませんでした。
表面的な塗装で綺麗に仕上がったとしても、屋根材の下に敷いてあるルーフィング(防水シート)が持たないと判断したためです。
そのため、既存の屋根の上にルーフィングを敷き、その上からガルバリウム鋼板屋根材をかぶせるカバー工法を提案、施工させていただきました。

◆お客様との記念撮影◆
ありがとうございました!
高圧洗浄作業
外壁塗装における高圧洗浄は、単に汚れを落とすだけでなく、塗装の品質と寿命を左右する非常に大切な工程です。
専用の高圧洗浄機を使い、強力な水圧で以下のものを徹底的に洗い流します。
長年の汚れ: ほこり、泥、排気ガスなど、外壁にこびりついた汚れ。
カビ・藻・コケ: 日当たりの悪い場所や湿気の多い場所に発生しやすい生物的な汚れ。
劣化した古い塗膜: チョーキング現象で発生した粉や、剥がれかかっている古い塗料。
これらの不純物が残っていると、新しく塗る塗料が壁にしっかり密着せず、早期の剥がれやムラの原因となってしまいます。
高圧洗浄は、新しい塗膜が最大限の性能を発揮し、美しく長持ちする外壁を実現するための、まさに下準備の要なのです。シーリング作業
サッシ周りは、既存のシーリングの上へ増し打ちをします。
既存のシーリングを撤去しようと刃物を当てた際に、その下にある防水シートを傷つけてしまわない為です。外壁補修作業
外壁のひび割れ(クラック)は、見た目だけでなく、雨水が家の中に入る原因になり、建物を傷めてしまいます。
補修は、ひび割れの大きさや深さで方法が変わります。
よく使われるのは、ひび割れにシーリング材やエポキシ樹脂を注入して埋める方法です。シーリング作業
マスキングテープを剥がして完成です。
シーリングは、完全に乾くまでは日にちがかかりますので、それまでは触れないように気をつけて下さい。屋根カバー工事
既存の、棟板金や棟下地を撤去します。屋根カバー工事
ルーフィング(防水シート)を設置していきます。
棟側にあるルーフィングが上に重なるように設置します。
こうすることで、雨水が入り込んでもルーフィングの下には入ってきません。屋根カバー工事
谷板金などを張っていきます。
端処理をしっかりすることで、雨水の侵入を確実に防ぎます。屋根カバー工事
板金を張っていきます。
屋根の形に合うよう加工し、軒先から取り付けていきます。屋根カバー工事
新しい棟下地を設置し、防水シートを敷設します。屋根カバー工事
板金を張っていきます。
棟板金で包み込むようにおさめることで、雨水の侵入を確実に防ぎます屋根カバー工事
折り合い部や板金の繋ぎ目はシーリングで防水性を高めます。屋根カバー工事
カバー工事完了です。養生作業
塗料が周囲に飛び散ってしまわないよう、窓やベランダ、植木など、塗装しない部分にビニールシートなどを覆って保護する作業を「養生」と言います。
養生をしっかり行うことで、塗装後の仕上がりが美しく、周辺への影響も最小限に抑えられます。
養生には、マスキングテープやビニールシート、飛散防止ネットなど、様々な資材が使われます。軒天 塗布作業
防藻性、防カビ性、透湿性に優れた軒天専用塗料を塗布します。外壁 下塗り作業
その壁に最も合う上塗り材との相性が良く、密着性の高い下塗り材を選択し、塗布します。
下塗りは通常、透明色または白色になります。
また、下塗りは、塗料が外壁に吸収されすぎるのを防止する目的もあります。
塗料が外壁に吸収されてしまうと、吸い込みによるムラができてしまいます。
そのようなことを防ぐため、下塗り作業は必要不可欠。
外壁塗装の基本となる、とても重要な工程といえます。外壁 中塗り作業
中塗りで膜厚をつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。
下塗りの上に一度塗料を重ねただけでは、おうちを守る目的としては十分ではありません。
塗料本来の性能が発揮されるよう、中塗りはとても重要な作業です。
選んでいただいたカラーがお目見えするのはここからです。
外壁 上塗り作業
中塗りに続いて上塗りです。
塗り重ねることによって、丈夫な塗膜ができ、塗料の性能を最大限に発揮してくれます。
3回目ともなると、塗膜に厚みを帯び、なめらかな面となって仕上がって参ります。
使用色:ブロークンホワイト付帯部 下地調整作業
付帯部も、常に雨風や日光に晒されているため、時間の経過とともに錆びたり、汚れが付着したり、古い塗膜が剥がれてきたりします。
そのため、屋根本体と同じくらい、塗装前の下地調整作業が非常に重要になってきます。
具体的には、、ワイヤーブラシなどで浮いている錆や剥がれかけた古い塗膜を徹底的に除去します。付帯部 サビ止め塗布作業
板金部は、サビ止め効果を有する下塗り材を塗布します。
細部までムラなく塗布するため、刷毛で作業をする箇所もあります。
下塗りだからといって怠るのではなく、下塗り段階から、適材適所で道具を選択し、持ち替えて塗布作業します。付帯部 塗布作業
付帯部も外壁同様、原則3回塗りとなります。
仕上がりの艶が美しい、フッ素塗料を使用します。ベランダ防水作業
現状の防水層に問題がないため、今回の塗装は、既存の防水層をさらに保護するための工法を採用します。
ベランダの床は、防水層がしっかりと機能することで、雨漏りを防ぎます。
防水層が規定の厚みを確保し、本来の性能を最大限に発揮できるよう、防水材を塗布します。
こうすることで、ベランダの床を水からしっかりと守り、今後も安心して使える状態に仕上げます。基礎塗装作業
基礎は常に地面に接しており、雨水や土からの湿気、紫外線、さらにはコケやカビの発生といった厳しい環境にさらされています。
建物の基礎部分に塗装を施すことは、見た目を美しくするだけでなく、基礎自体の保護という重要な役割があります。
使用される塗料は、基礎特有の環境に耐えうるよう、防水性、通気性、防カビ性、耐久性に優れたものが選ばれます。
基礎塗装は、家の「足元」を守り、建物の長寿命化に貢献する大切なメンテナンスです。