東郷町 外壁塗装工事
2025.09.08 (Mon)
東郷町 外壁塗装工事 施工データ
施工場所 | 愛知県東郷町 |
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工事内容 | 外壁塗装工事 |
外壁使用塗料 | シリコンREVO1000(アステックペイント) |
施工カラー | |
工事期間 | 30日間 |
工事完了月 | 2025年9月 |
私が責任をもって担当しました

田村 友宏
【執筆者】
【一軒一軒に想いを込めて】
【一塗り一塗りに想いを込めて】
創業当時からの私のモットーは、今でも何ら揺るぎありません。
業界歴は30年以上。
10代の若い頃から建築一筋、この世界で成長させてもらいました。
建築の知識に長けた塗装屋というスタンスで、私だからこそ気づける、ご提案できるお手伝いをさせて頂きます。
【所有資格】
二級建築施工管理技士補
外壁劣化診断士
窯業サイディング塗替診断士
雨漏り診断士
JDCドローン操縦士ライセンスコース修了
築10年、そろそろやらないといけないのかなと思われていたそうですが、初めてのことなのでわからなくて…
とご相談いただきました。
各所、経年による色あせが見られ、所々苔の発生もありました。
お話の中で外壁塗装を定期的に行うとおっしゃっていましたので、屋根については、今回はアスファルトシングルの塗装は必要ないとご説明。
しかし次の替え時にはなんらかの工事が必要になってくるというお話はさせていただきました。
また、棟やケラバの板金部分は経年により色あせが確認できました。
こちらについては、ケレン等下地調整後、錆止め→中塗り上塗りと仕上げました。
外壁のカラーは、紺×白の組み合わせから、グリーン×白にお塗り替えです。
さわやかですね!

高圧洗浄作業
建築物専用の「高圧洗浄機」にて洗浄します。
110~130Kg/㎠圧の規定圧をかけて素地を傷めないように洗浄していきます。
高圧洗浄は雨天でも作業可能な為、天候による作業の延期はありません。シーリング作業
まず、既存のシーリング材をカッターやヘラを使ってきれいに取り除きます。
この作業を丁寧に行うことで、新しいシーリング材との密着性を高めることができます。
シーリング作業
外壁にプライマー(下塗り材)やシーリング剤を付けないために、マスキングテープを貼っていきます。
養生をすることで仕上がりがきれいな直線になります。
養生の後、丁寧にプライマー(下塗り材)を塗布します。シーリング作業
新しいシーリング剤を下地へ充填していきます。
この際、シーリング材は奥までしっかりと押し込み、隙間なく充填することが重要です。シーリング作業
ヘラを使って押さえこむようにならします。シーリング作業
マスキングテープを剥がして完成です。
シーリングは、完全に乾くまでは日にちがかかりますので、それまでは触れないように気をつけて下さい。シーリング作業
サッシ周りは、既存のシーリングの上へ増し打ちをします。
既存のシーリングを撤去しようと刃物を当てた際に、その下にある防水シートを傷つけてしまわない為です。屋根棟板金 下地調整作業
ケレン作業で下地を整えます。
目に見えない程度の細かい傷をつけ、塗料を染み込みやすく整えます。
ケレンする素地に合わせて、ケレン道具も変えています。屋根棟板金 サビ止め塗布作業
屋根の棟板金は、雨風や太陽の光に直接さらされているので、時間が経つとサビてしまうことがあります。
サビてしまうと、板金が薄くなってしまい、穴が開いて雨漏りの原因になることも。
棟板金をサビから守るため、下塗り材にサビ止め塗料を使用します。
その上に仕上げ塗り塗料を塗り重ねていきます。屋根棟板金 中塗り作業
屋根棟板金の中塗りは、下塗り材と上塗り材の密着性を高め、耐久性を向上させる重要な工程です。
下塗り後の錆止め効果を維持しつつ、上塗り塗料の性能を最大限に引き出す役割があります。
通常、棟板金と同系色の中塗り塗料を均一に塗布し、塗膜に厚みを持たせることで、長期間にわたる屋根の保護に貢献します。
この工程を丁寧に行うことで、屋根全体の美観と防水性を保つことができます。屋根板金 上塗り作業
上塗りは、屋根棟板金塗装における最後の仕上げ工程です。
この工程の主な目的は、見た目の美観を整えることと、塗膜の保護機能を完成させることです。
上塗りは、紫外線や雨、風といった外部からの影響から棟板金を直接守る役割を果たします。
光沢や色合いを決定づけ、見た目を美しく仕上げるとともに、防水性、防錆性、耐候性といった性能を最終的に付与します。
中塗りまでの工程で形成された塗膜を下地として、上塗りを均一に塗布することで、屋根全体の耐久性を高め、長期にわたり建物を保護する役割を担います。養生作業
塗料がついてはいけない窓ガラスやサッシ、玄関ドア、植木、地面などをビニールシートや専用テープで丁寧に覆い隠す「養生(ようじょう)」を行います。
これは、塗料が飛び散ったり垂れたりして、必要のない場所に付着するのを防ぐための非常に重要な工程です。
養生をしっかりと行うことで、仕上がりの美しさが格段に向上し、お客様の大切な財産を汚すことなく、高品質な塗装工事を実現します。軒天 塗布作業
防藻性、防カビ性、透湿性に優れた軒天専用塗料を塗布します。外壁 下塗り作業
その壁に最も合う上塗り材との相性が良く、密着性の高い下塗り材を選択し、塗布します。
下塗りは通常、透明色または白色になります。外壁 下塗り作業
また、下塗りは、塗料が外壁に吸収されすぎるのを防止する目的もあります。
塗料が外壁に吸収されてしまうと、吸い込みによるムラができてしまいます。
そのようなことを防ぐため、下塗り作業は必要不可欠。
外壁塗装の基本となる、とても重要な工程といえます。外壁 中塗り作業
中塗りで膜厚をつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。
外壁 中塗り作業
下塗りの上に一度塗料を重ねただけでは、おうちを守る目的としては十分ではありません。
塗料本来の性能が発揮されるよう、中塗りはとても重要な作業です。
選んでいただいたカラーがお目見えするのはここからです。
外壁 上塗り作業
中塗りに続いて上塗りです。
塗り重ねることによって、丈夫な塗膜ができ、塗料の性能を最大限に発揮してくれます。
使用色:ブロークンホワイト外壁 上塗り作業
3回目ともなると、塗膜に厚みを帯び、なめらかな面となって仕上がって参ります。
使用色:リバーガム付帯部 下地調整作業
付帯部も、屋根と同じように常に雨風や日光に晒されているため、時間の経過とともに錆びたり、汚れが付着したり、古い塗膜が剥がれてきたりします。
そのため、屋根本体と同じくらい、塗装前の下地調整作業が非常に重要になってきます。
具体的には、屋根本体のケレン作業と同様に、ワイヤーブラシなどで浮いている錆や剥がれかけた古い塗膜を徹底的に除去します。付帯部 板金部サビ止め塗布作業
板金部は、サビ止め効果を有する下塗り材を塗布します。
細部までムラなく塗布するため、刷毛で作業をする箇所もあります。
下塗りだからといって怠るのではなく、下塗り段階から、適材適所で道具を選択し、持ち替えて塗布作業します。付帯部 塗布作業
付帯部も外壁同様、原則3回塗りとなります。
仕上がりの艶が美しい、フッ素塗料を使用します。