東郷町 外壁塗装工事
2025.09.09 (Tue)
東郷町 外壁塗装工事 施工データ
施工場所 | 愛知県東郷町 |
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工事内容 | 外壁塗装工事 |
施工費用総額 | 120~140万円 |
外壁使用塗料 | RSプラチナMUKI(関西ペイント) |
施工カラー | |
工事期間 | 18日間 |
工事完了月 | 2025年9月 |
私が責任をもって担当しました

田村 友宏
【執筆者】
【一軒一軒に想いを込めて】
【一塗り一塗りに想いを込めて】
創業当時からの私のモットーは、今でも何ら揺るぎありません。
業界歴は30年以上。
10代の若い頃から建築一筋、この世界で成長させてもらいました。
建築の知識に長けた塗装屋というスタンスで、私だからこそ気づける、ご提案できるお手伝いをさせて頂きます。
【所有資格】
二級建築施工管理技士補
外壁劣化診断士
窯業サイディング塗替診断士
雨漏り診断士
JDCドローン操縦士ライセンスコース修了
弊社のホームページを見て、お問合せをいただきました。
経年による汚れや色あせ、ひび割れ、苔やカビ、サイディングボードの浮き、一部外壁のめくれなどが見られました。
このような症状は、建物の振動、雨風、紫外線などの影響による塗膜の撥水効果の低下や、サイディングボードの伸縮等により現れ発生します。
ボードの浮いた所から雨水が入り込み内部腐食をおこす可能性があります。
ひび割れやボードの浮き、苔の洗浄など下地処理を施す事が最も重要だと弊社では判断し、補修の上で塗装をすることをご提案させていただきました。
1階からベランダのにかけてのサイディングはマーブルトーンでの塗装です。
マーブルトーンは、外壁塗装における特殊な工法の一つで、単色塗りでは出せない深みと立体感を表現できるのが特徴です。
特に、デザイン性の高い窯業系サイディングボードの模様を活かしたい場合に適しています。

高圧洗浄作業
建築物専用の「高圧洗浄機」にて洗浄します。
110~130Kg/㎠圧の規定圧をかけて素地を傷めないように洗浄していきます。
高圧洗浄は雨天でも作業可能な為、天候による作業の延期はありません。シーリング作業
まず、既存のシーリング材をカッターやヘラを使ってきれいに取り除きます。
この作業を丁寧に行うことで、新しいシーリング材との密着性を高めることができます。
シーリング作業
外壁にプライマー(下塗り材)やシーリング剤を付けないために、マスキングテープを貼っていきます。
養生をすることで仕上がりがきれいな直線になります。
養生の後、丁寧にプライマー(下塗り材)を塗布します。シーリング作業
新しいシーリング剤を下地へ充填していきます。
この際、シーリング材は奥までしっかりと押し込み、隙間なく充填することが重要です。シーリング作業
ヘラを使って押さえこむようにならし、マスキングテープを剥がして完成です。
シーリングは、完全に乾くまでは日にちがかかりますので、それまでは触れないように気をつけて下さい。シーリング作業
サッシ周りは、既存のシーリングの上へ増し打ちをします。
既存のシーリングを撤去しようと刃物を当てた際に、その下にある防水シートを傷つけてしまわない為です。養生作業
塗料がついてはいけない窓ガラスやサッシ、玄関ドア、植木、地面などをビニールシートや専用テープで丁寧に覆い隠す「養生(ようじょう)」を行います。
これは、塗料が飛び散ったり垂れたりして、必要のない場所に付着するのを防ぐための非常に重要な工程です。
養生をしっかりと行うことで、仕上がりの美しさが格段に向上し、お客様の大切な財産を汚すことなく、高品質な塗装工事を実現します。軒天 塗布作業
防藻性、防カビ性、透湿性に優れた軒天専用塗料を塗布します。外壁 補修作業
外壁のひび割れは、放っておくと雨水が家の中に入り込み、大切な家の骨組みを傷めてしまうことがあります。
髪の毛ほどの細い小さなひび割れなら、シーリング材などで埋めて水の侵入を防ぎます。外壁 下塗り作業
その壁に最も合う上塗り材との相性が良く、密着性の高い下塗り材を選択し、塗布します。
下塗りは通常、透明色または白色になります。外壁 下塗り作業
また、下塗りは、塗料が外壁に吸収されすぎるのを防止する目的もあります。
塗料が外壁に吸収されてしまうと、吸い込みによるムラができてしまいます。
そのようなことを防ぐため、下塗り作業は必要不可欠。
外壁塗装の基本となる、とても重要な工程といえます。外壁 中塗り作業
中塗りで膜厚をつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。
外壁 中塗り作業
下塗りの上に一度塗料を重ねただけでは、おうちを守る目的としては十分ではありません。
塗料本来の性能が発揮されるよう、中塗りはとても重要な作業です。
選んでいただいたカラーがお目見えするのはここからです。
外壁 上塗り作業
中塗りに続いて上塗りです。
塗り重ねることによって、丈夫な塗膜ができ、塗料の性能を最大限に発揮してくれます。外壁 上塗り作業
3回目ともなると、塗膜に厚みを帯び、なめらかな面となって仕上がって参ります。外壁 意匠仕上げ塗り作業
凸部分の塗装に、さらに色を重ねることで、壁面に深みと立体感を出すことができます。
この際、下地を塗った時より毛足の短いローラーを使用するのがポイントです。
短い毛足のローラーを使うと、出っ張った部分だけに塗料をのせられるため、凹凸の質感を損なわず、美しいコントラストを生み出します。
これは、塗料の粘度やローラーにかける圧力を絶妙に調整する、熟練の職人だからこそ成せる技です。
素人には真似できない、繊細かつ高度な技術が、建物の表情を豊かにします。
使用色:N-45付帯部 板金部サビ止め塗布作業
板金部は、サビ止め効果を有する下塗り材を塗布します。
細部までムラなく塗布するため、刷毛で作業をする箇所もあります。
下塗りだからといって怠るのではなく、下塗り段階から、適材適所で道具を選択し、持ち替えて塗布作業します。付帯部 塗布作業
付帯部も外壁同様、原則3回塗りとなります。
仕上がりの艶が美しい、フッ素塗料を使用します。ベランダ防水作業
現状の防水層に問題がないため、今回の塗装は、既存の防水層をさらに保護するための工法を採用します。
外壁などと同様に合計3回塗りで丁寧に仕上げていきます。
まず始めに、ローラーや刷毛を使ってプライマーという下地材を全体にムラなく塗布します。
このプライマーが、次の塗料をしっかりと密着させ、耐久性を高めるための大切な役割を果たします。ベランダ防水作業
ベランダの床は、防水層がしっかりと機能することで、雨漏りを防ぎます。
今回、その防水層が規定の厚みを確保し、本来の性能を最大限に発揮できるよう、防水材を合計2回塗布します。
まずはその1回目です。この最初の塗布で、床全体にムラなく防水材を塗っていきます。ベランダ防水作業
1回目がしっかり乾燥した後、2回目の塗布を行います。
この2回目の塗布は、1回目と合わせて規定の防水層の厚みを確保し、防水性能をさらに確かなものにするための重要な工程です。
こうすることで、ベランダの床を水からしっかりと守り、今後も安心して使える状態に仕上げます。