長久手市 外壁塗装工事
2025.09.12 (Fri)
長久手市 外壁塗装工事 施工データ
施工場所 | 愛知県長久手市 |
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工事内容 | 外壁塗装工事 |
施工費用総額 | 170~190万円 |
外壁使用塗料 | RSプラチナMUKI(関西ペイント) |
施工カラー | |
工事期間 | 24日間 |
工事完了月 | 2025年9月 |
私が責任をもって担当しました

玉谷 一樹
【執筆者】
アラレちゃん大好き玉谷です。
業界歴25年!皆様に支えられてここまでやってきました。
大切なおうちのことを安心して任せて頂ける様に頑張っていきます!
【所有資格】
二級建築施工管理技士補
外装劣化診断士
雨漏り診断士
エネルギーマネジメントアドバイザー
築15年、今回が初めての塗装工事です。
ハウスメーカーの点検にて外壁とベランダのメンテナンスを勧められたそうですが、高額のため、塗装店にて見積り取得しようと思ったとのことでした。
お隣にお住まいの方が弊社で過去に塗装をしていただいた方で、お話を伺い、ホームページなども見ていただいたそうです。
外壁は汚れや苔、色褪せなどが見られました。
また、目地にはめこんであるガスケット材は浮いている箇所がありましたが、良好な状態でした。
既設ガスケット材は浮きがある箇所は戻し、専用プライマーを塗布後、塗装にて仕上げます。
高耐久の無機塗料をお選びいただき、長い間良好な状態でお住まいいただけると思います。
濃いグレーと淡いグレーのツートンカラーで、落ち着いた印象のお住まいになりました!

高圧洗浄作業
建築物専用の「高圧洗浄機」にて洗浄します。
110~130Kg/㎠圧の規定圧をかけて素地を傷めないように洗浄していきます。
高圧洗浄は雨天でも作業可能な為、天候による作業の延期はありません。シーリング作業
ガスケットは、ゴム製の目地材で、窓枠やサイディングの隙間を埋めるものです。
塗装する際、このガスケットに含まれる「可塑剤」という油分が塗料に溶け出し、塗装後に変色したり、ベタベタする「ブリード現象」を引き起こすことがあります。
これを防ぐために、特殊プライマーを塗ってバリアを形成します。
これにより、可塑剤が塗料ににじみ出るのを防ぎ、美しく長持ちする仕上がりになります。養生作業
塗料が周囲に飛び散ってしまわないよう、窓やベランダ、植木など、塗装しない部分にビニールシートなどを覆って保護する作業を「養生」と言います。
養生をしっかり行うことで、塗装後の仕上がりが美しく、周辺への影響も最小限に抑えられます。
養生には、マスキングテープやビニールシート、飛散防止ネットなど、様々な資材が使われます。軒天 塗布作業
防藻性、防カビ性、透湿性に優れた軒天専用塗料を塗布します。外壁 下塗り作業
その壁に最も合う上塗り材との相性が良く、密着性の高い下塗り材を選択し、塗布します。
下塗りは通常、透明色または白色になります。
下塗りは、塗料が外壁に吸収されすぎるのを防止する目的もあります。
塗料が外壁に吸収されてしまうと、吸い込みによるムラができてしまいます。
そのようなことを防ぐため、下塗り作業は必要不可欠。
外壁塗装の基本となる、とても重要な工程といえます。外壁 中塗り作業
中塗りで膜厚をつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。
外壁 中塗り作業
下塗りの上に一度塗料を重ねただけでは、おうちを守る目的としては十分ではありません。
塗料本来の性能が発揮されるよう、中塗りはとても重要な作業です。
選んでいただいたカラーがお目見えするのはここからです。外壁 上塗り作業
中塗りに続いて上塗りです。
塗り重ねることによって、丈夫な塗膜ができ、塗料の性能を最大限に発揮してくれます。
使用色:スレートグレー外壁 上塗り作業
3回目ともなると、塗膜に厚みを帯び、なめらかな面となって仕上がって参ります。
上塗りの目的は、塗膜の最終的な仕上げを完璧にし、塗料が持つ最高の性能を発揮させることです。
この最後の層が、紫外線や雨、風といった外部からの刺激から屋根を強力に守り、鮮やかな色と美しいツヤを長期間保ちます。
使用色:ガルグレー付帯部 下地調整作業
付帯部も、常に雨風や日光に晒されているため、時間の経過とともに錆びたり、汚れが付着したり、古い塗膜が剥がれてきたりします。
そのため、屋根本体と同じくらい、塗装前の下地調整作業が非常に重要になってきます。
具体的には、、ワイヤーブラシなどで浮いている錆や剥がれかけた古い塗膜を徹底的に除去します付帯部 塗布作業
付帯部も外壁同様、原則3回塗りとなります。
仕上がりの艶が美しい、フッ素塗料を使用します。ベランダ防水作業
現状の防水層に問題がないため、今回の塗装は、既存の防水層をさらに保護するための工法を採用します。
外壁などと同様に合計3回塗りで丁寧に仕上げていきます。
まず始めに、ローラーや刷毛を使ってプライマーという下地材を全体にムラなく塗布します。
このプライマーが、次の塗料をしっかりと密着させ、耐久性を高めるための大切な役割を果たします。ベランダ防水作業
プライマーを塗布します。
プライマーは、床面と防水層の間で接着剤のような役目をします。ベランダ防水作業
ベランダの床は、防水層がしっかりと機能することで、雨漏りを防ぎます。
今回、その防水層が規定の厚みを確保し、本来の性能を最大限に発揮できるよう、防水材を合計2回塗布します。
まずはその1回目です。この最初の塗布で、床全体にムラなく防水材を塗っていきます。ベランダ防水作業
1回目がしっかり乾燥した後、2回目の塗布を行います。
この2回目の塗布は、1回目と合わせて規定の防水層の厚みを確保し、防水性能をさらに確かなものにするための重要な工程です。
こうすることで、ベランダの床を水からしっかりと守り、今後も安心して使える状態に仕上げます。塀塗装作業
塀は雨風に常にさらされており、特に雨水を吸収しやすい環境にあるため、塗膜が膨らんだり剥がれたりといった劣化が起こりやすい場所です。
エクスファインのような透湿性の高い塗料を使用することで、塀が吸い込んだ水分を塗膜を通して効率的に外部へ放出することができます。
これにより、塗膜内部に湿気がこもるのを防ぎ、膨れや剥離といったトラブルの発生を大幅に抑制し、塀を美しく長持ちさせることが可能になります。