尾張旭市 外壁塗装工事 屋根塗装工事
2025.09.20 (Sat)
尾張旭市 外壁塗装工事 屋根塗装工事 施工データ
施工場所 | 愛知県尾張旭市 |
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工事内容 | 外壁塗装工事 防水工事 |
外壁使用塗料 | RSプラチナMUKI(関西ペイント) |
施工カラー | |
工事期間 | 28日間 |
工事完了月 | 2025年9月 |
私が責任をもって担当しました

玉谷 一樹
【執筆者】
アラレちゃん大好き玉谷です。
業界歴25年!皆様に支えられてここまでやってきました。
大切なおうちのことを安心して任せて頂ける様に頑張っていきます!
【所有資格】
二級建築施工管理技士補
外装劣化診断士
雨漏り診断士
エネルギーマネジメントアドバイザー
築42年、2回目の塗装工事です。
外壁塗装を検討していたところ、軒天の塗膜剥離や、タイルの浮きなど、様々な症状を発見。
早急に対応して欲しいとご相談いただきました。
軒天は、張替えの為に板を外した所、腐食がだいぶ進んでおり、おおがかりな補修が必要となりました。
各所補修を施し、外壁も高耐久の無機塗料で塗装。
ブルーと白の爽やかなコントラストの組み合わせのカラーとなりました。

高圧洗浄作業
建築物専用の「高圧洗浄機」にて洗浄します。
110~130Kg/㎠圧の規定圧をかけて素地を傷めないように洗浄していきます。
高圧洗浄は雨天でも作業可能な為、天候による作業の延期はありません。シーリング作業
既存のシーリングの上に増し打ちしていきます。
新しいシーリング剤で、建物の防水性と気密性が回復し、雨水の浸入や隙間風を防ぎます。
建物を長持ちさせ、快適な状態を保つために大切な工事です。軒天張替え作業
ベランダからの雨漏りで、軒天が腐食。
塗装ではなく、張替えが必要です。
まずは、今、腐食してひび割れてきている既存の軒天の板を外していきます。軒天張替え作業
中は、思っていた以上に下地木材の腐食が進んでいました。軒天張替え作業
腐食した部分は撤去し、新しい下地を取り付けます。軒天張替え作業
新しいケイカル板を取り付けます。
この材料の大きな特長は、軽くて丈夫で、高い耐火性を備えている点です。
万が一火災が起きた際も、火の広がりを抑制する効果があるため、建物の安全性を高める上で重要な役割を担います。
また、湿気に強いため、カビや結露の発生を抑えることができます。
そのため、軒天など湿気がこもりやすい場所にも適しています。軒天 塗布作業
防藻性、防カビ性、透湿性に優れた軒天専用塗料を塗布します。養生作業
塗料が周囲に飛び散ってしまわないよう、窓やベランダ、植木など、塗装しない部分にビニールシートなどを覆って保護する作業を「養生」と言います。
養生をしっかり行うことで、塗装後の仕上がりが美しく、周辺への影響も最小限に抑えられます。
養生には、マスキングテープやビニールシート、飛散防止ネットなど、様々な資材が使われます。外壁 下塗り作業
その壁に最も合う上塗り材との相性が良く、密着性の高い下塗り材を選択し、塗布します。
下塗りは通常、透明色または白色になります。
また、下塗りは、塗料が外壁に吸収されすぎるのを防止する目的もあります。
塗料が外壁に吸収されてしまうと、吸い込みによるムラができてしまいます。
そのようなことを防ぐため、下塗り作業は必要不可欠。
外壁塗装の基本となる、とても重要な工程といえます。外壁 中塗り作業
中塗りで膜厚をつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。外壁 中塗り作業
下塗りの上に一度塗料を重ねただけでは、おうちを守る目的としては十分ではありません。
塗料本来の性能が発揮されるよう、中塗りはとても重要な作業です。
選んでいただいたカラーがお目見えするのはここからです。外壁 上塗り作業
中塗りに続いて上塗りです。
塗り重ねることによって、丈夫な塗膜ができ、塗料の性能を最大限に発揮してくれます。
使用色:クールホワイト
外壁 上塗り作業
3回目ともなると、塗膜に厚みを帯び、なめらかな面となって仕上がって参ります。
使用色:スレートブルー
くすみカラーではありますが、ホワイトとの組み合わせで爽やかな印象です!付帯部 錆止め塗布作業
板金部は、サビ止め効果を有する下塗り材を塗布します。
細部までムラなく塗布するため、刷毛で作業をする箇所もあります。
下塗りだからといって怠るのではなく、下塗り段階から、適材適所で道具を選択し、持ち替えて塗布作業します。付帯部 塗布作業
付帯部も外壁同様、原則3回塗りとなります。
仕上がりの艶が美しい、フッ素塗料を使用します。ベランダ防水工事
床のひび割れやなどを、補修材やシーリング材で埋めて平滑にします。ベランダ防水工事
プライマーを塗布します。
プライマーは、床面と防水層の間で接着剤のような役目をします。ベランダ防水工事
自着シートを敷設します。
プライマーと同じように下地とウレタン防水材の密着性を高めたり、特定の箇所の補強をしたり、あるいは下地からの湿気上昇を防ぐ目的で用いられるものです。ベランダ防水工事
この作業では、主剤と硬化剤を適切に混ぜたウレタン防水材を、ローラーやコテで下地全体に均一な厚みで塗布します。
これにより、防水層の基盤が築かれ、下地との密着性が高まり、細かな不陸が調整されます。
規定の塗布量を守り、塗り残しがないよう丁寧に行うことで、後の防水性能が大きく左右される重要な作業です。ベランダ防水工事
ウレタン塗膜防水の通気緩衝工法において、脱気筒は非常に重要です。
下地から発生する水蒸気は、日中の太陽熱で温められて防水層を押し上げ、膨れの原因となります。
脱気筒は、防水層の下に設けた通気層を通って集まる水蒸気を外部へ効率的に排出することで、この膨れを防ぎます。
適切な数と位置に設置し、周辺を完璧に防水処理することが、長期的な防水性能維持の鍵となりますベランダ防水工事
既存のドレンを取り外し、周囲の下地をきれいに掃除し、不陸やひび割れを補修します。
新しいドレンを排水口にしっかり固定し、ドレン周りは補強材やシーリング材で水の浸入を防ぎます。
その後、プライマーとウレタン防水材を塗布して、ドレンと防水層を一体化させます。
水がドレンへスムーズに流れるよう、適切な水勾配を確保することが最も重要です。ベランダ防水工事
ウレタン塗膜防水の二層目塗布は、一層目が完全に乾いた後に行う次の作業です。
この工程では、一層目と同じウレタン防水材を、再び均一な厚みで塗っていきます。
これにより、防水層が必要な厚みになり、より丈夫で長持ちする防水膜が完成します。
二層目を塗ることで、防水性能がさらに高まり、建物が雨からしっかり守られるようになりますベランダ防水工事
トップコート塗布作業です。
たっぷりと厚みをつけます。
仕上げ材を塗ることで耐久性を持たせ、美しく仕上げることができます。ベランダ防水工事
完了です。ベランダ防水工事
庇も同様に、ウレタン塗膜防水にて施工いたしました。雨樋交換作業
既存の雨樋を撤去します。雨樋交換作業
新しい物に取替えました。タイル補修作業
目地にドリルでエポキシ樹脂などを注入するための穴をあけます。タイル補修作業
穴の内部に残った粉塵やゴミを、エアーダスターなどで清掃します。タイル補修作業
エポキシ樹脂などの接着剤をポンプを使って注入します。タイル補修作業
注入した樹脂の硬化を待たずに、補強用のステンレスアンカーピンを穴に差し込み、タイルを固定します。タイル補修作業
樹脂が硬化した後、残った穴をタイル用の目地材で埋め戻し、表面を仕上げます。タイル補修作業
余分な目地材を拭き取れば、補修は完了です。