瀬戸市 外壁塗装工事 屋根塗装工事
2025.10.14 (Tue)
瀬戸市 外壁塗装工事 屋根塗装工事 施工データ
施工場所 | 愛知県瀬戸市 |
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工事内容 | 外壁塗装工事 屋根塗装工事 |
施工費用総額 | 100~120万円 |
外壁使用塗料 | RSシルバーグロスSi(関西ペイント) |
屋根使用塗料 | RSルーフ2液Si(関西ペイント) |
施工カラー | |
工事期間 | 18日間 |
工事完了月 | 2025年10月 |
私が責任をもって担当しました

玉谷 一樹
【執筆者】
アラレちゃん大好き玉谷です。
業界歴25年!皆様に支えられてここまでやってきました。
大切なおうちのことを安心して任せて頂ける様に頑張っていきます!
【所有資格】
二級建築施工管理技士補
外装劣化診断士
雨漏り診断士
エネルギーマネジメントアドバイザー
築14年の社屋のメンテナンスをご依頼いただきました。
ご依頼時、シーリングが気になって…とおっしゃられていました。
一部、外れてきてしまい、奥のボンドブレーカーが見えてしまっている状態でした。
主に建物の外壁のつなぎ目などに使われるシーリング材が、目地の底にくっつくのを防ぐためのテープ状の材料です。
シーリング材が目地の底までくっついてしまう(三面接着)と、建物の動きや温度変化による伸縮に対応できずにひび割れや剥がれが起きやすくなります。
これを防ぎ、シーリング材が目地の両側面だけに接着する「二面接着」の状態を作ることで、シーリング材本来の弾力性を活かし、長持ちさせるという役割があります。
外壁には苔などの汚れもありました。
屋根も含め塗装工事にてメンテナンスをすることとなりました。
これまでのイメージを変えず、バーチグレーという落ち着いたカラーです。

高圧洗浄作業
建築物専用の「高圧洗浄機」にて洗浄します。
110~130Kg/㎠圧の規定圧をかけて素地を傷めないように洗浄していきます。
高圧洗浄は雨天でも作業可能な為、天候による作業の延期はありません。シーリング作業
まず、既存のシーリング材をカッターやヘラを使ってきれいに取り除きます。
この作業を丁寧に行うことで、新しいシーリング材との密着性を高めることができます。シーリング作業
シーリング材を充填する部分以外の所をマスキングテープで覆います。
これにより、余計な部分にシーリング材が付着するのを防ぎ、仕上がりがきれいになります。
シーリング材との接着性をさらに高めるため、プライマーを塗布します。シーリング作業
新しいシーリング剤を下地へ充填していきます。
この際、シーリング材は奥までしっかりと押し込み、隙間なく充填することが重要です。シーリング作業
ヘラを使って表面を平らにならし、美しい仕上がりを目指します。シーリング作業
マスキングテープを剥がして完成です。
シーリングは、完全に乾くまでは日にちがかかりますので、それまでは触れないように気をつけて下さい。シーリング作業
サッシ周りは、既存のシーリングの上へ増し打ちをします。
既存のシーリングを撤去しようと刃物を当てた際に、その下にある防水シートを傷つけてしまわない為です。屋根 下地処理作業
下地にある浮いた錆や古い塗膜、汚れなどを物理的に除去し、塗料の密着性を高めるために表面に目粗しを行います。
塗装の耐久性と仕上がり品質を向上させるための重要な下地処理です。屋根 下塗り作業
板金の屋根は、雨風や太陽の光に直接さらされているので、時間が経つとサビてしまうことがあります。
サビてしまうと、板金が薄くなってしまい、穴が開いて雨漏りの原因になることも。
サビから守るため、下塗り材にサビ止め塗料を使用します。
その上に仕上げ塗り塗料を塗り重ねていきます。屋根 中塗り作業
しっかりと厚みをつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。屋根 上塗り作業
丁寧に塗り重ね、雨や紫外線に強く
耐久性の高い屋根に仕上げていきます。
使用色:シルバーホワイト養生作業
塗料が周囲に飛び散ってしまわないよう、窓やベランダ、植木など、塗装しない部分にビニールシートなどを覆って保護する作業を「養生」と言います。
養生をしっかり行うことで、塗装後の仕上がりが美しく、周辺への影響も最小限に抑えられます。
養生には、マスキングテープやビニールシート、飛散防止ネットなど、様々な資材が使われます。外壁 下塗り作業
その壁に最も合う上塗り材との相性が良く、密着性の高い下塗り材を選択し、塗布します。
下塗りは通常、透明色または白色になります。
また、下塗りは、塗料が外壁に吸収されすぎるのを防止する目的もあります。
塗料が外壁に吸収されてしまうと、吸い込みによるムラができてしまいます。
そのようなことを防ぐため、下塗り作業は必要不可欠。
外壁塗装の基本となる、とても重要な工程といえます。外壁 中塗り作業
中塗りで膜厚をつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。
下塗りの上に一度塗料を重ねただけでは、おうちを守る目的としては十分ではありません。
塗料本来の性能が発揮されるよう、中塗りはとても重要な作業です。
選んでいただいたカラーがお目見えするのはここからです。外壁 上塗り作業
中塗りに続いて上塗りです。
塗り重ねることによって、丈夫な塗膜ができ、塗料の性能を最大限に発揮してくれます。
3回目ともなると、塗膜に厚みを帯び、なめらかな面となって仕上がって参ります。
上塗りの目的は、塗膜の最終的な仕上げを完璧にし、塗料が持つ最高の性能を発揮させることです。
この最後の層が、紫外線や雨、風といった外部からの刺激から屋根を強力に守り、鮮やかな色と美しいツヤを長期間保ちます。
使用色:ウィザードコッパー
付帯部 下地調整作業
付帯部も、屋根と同じように常に雨風や日光に晒されているため、時間の経過とともに錆びたり、汚れが付着したり、古い塗膜が剥がれてきたりします。
そのため、屋根本体と同じくらい、塗装前の下地調整作業が非常に重要になってきます。
具体的には、屋根本体のケレン作業と同様に、ワイヤーブラシなどで浮いている錆や剥がれかけた古い塗膜を徹底的に除去します。付帯部 錆止め塗布作業
板金部は、サビ止め効果を有する下塗り材を塗布します。
細部までムラなく塗布するため、刷毛で作業をする箇所もあります。
下塗りだからといって怠るのではなく、下塗り段階から、適材適所で道具を選択し、持ち替えて塗布作業します。付帯部 塗布作業
付帯部も外壁同様、原則3回塗りとなります。
仕上がりの艶が美しい、フッ素塗料を使用します。