外壁に使われる建材として、タイルがあります。タイル張りの外壁は見た目がおしゃれで、とっても素敵ですよね✨
本日のブログでは、タイル張りの外壁に塗装は必要なのか?タイル張りにするメリット・デメリットについてお話させていただきます。
Contents
【尾張旭市 外壁塗装】外壁をタイル張りにするメリット
タイルは、メンテナンスフリーと言われることもあるほど、非常に優れた力で建物を守ってくれます。
さすがにメンテナンスフリーは大げさですが、外壁をタイル張りにするとこのようなメリットがあります☝
耐久性が非常に高い
外壁材として使われるタイルは、粘土や石材を原料として高温で焼成することで作られます。
自然にある石や砂は、紫外線を浴びても基本的に劣化することはないですよね。
これと同じで、タイルは紫外線の影響を受けて劣化することは基本的にありません。
また、タイルは高温で焼くことにより、非常に硬い建材に仕上がっています。
ちょっとのことでは傷も付かないため、強風で物がぶつかっても破損する心配はありません。
また、タイルは水をほとんど吸収しないので、濡れたり乾いたりを繰り返すことによるひび割れも発生しません。
耐久性の高さが、タイル張りの外壁の一番のメリットです✨
汚れに強い
タイルの表面は非常に滑らかで、汚れが細かな隙間に入りこみません。
ある程度の汚れは雨水で流れ落ちてくれるので、頻繁にお手入れしなくてもきれいな外観を保つことができます。
ただし、全ての汚れが雨で洗い流せるというわけでもなく、カビやコケが生えることもあるので、定期的な洗浄はした方が綺麗に長く保つことができます。
メンテナンス費用がほとんどかからない
タイル張りの外壁は、定期的なメンテナンスが必要ありません。
タイルの剥離やひび割れなど、不具合が生じたときにのみ修理をするだけで、基本的にはメンテナンスフリーです。
ただし、不具合が生じた場合には修理が必要です。
基本的にタイル張りの外壁を作った場合、数年で不具合がでることはありません。
新築ですぐにタイルが落ちてしまうようなことがあるなら、施工不良が考えられます。
外観が美しい
外壁をタイル張りにすることで、サイディングボードでは表現できない外観を実現できます。
特にタイルは粘土や石などの天然素材で作られているので、自然な美しさを表現することができます。
さらに、タイル張りの外壁は高級感を建物に与えてくれます。
タイルには、色も形も豊富な種類があるため、希望する外観を実現することができます。
あなたの希望を反映した美しい外観も、建物を作るうえでは非常に重要な要素です😉
【尾張旭市 外壁塗装】外壁をタイル張りにするデメリット
初期費用が高額
タイルは、サイディングボードと比べると単価の高い建材です。
もともとの材料の値段が高価なため、当然建築費用も高額になります。
1枚1枚を職人が手作業で張っている為、人件費も余分にかかってしまいます。
その分、家の値段も非常に高額になるため、なかなか採用しづらいというわけです。
初期費用が非常に高額なことが、タイル張りの外壁が使われない最大の理由です。
ただし、長期間メンテナンスが必要なくなるため、生涯でかかるコストはサイディングと大差はありません。
初めにかかる大きな費用さえクリアしてしまえば、その後はメンテナンス費用を気にせず住み続けることができるようになります。
タイルが剥がれると危険
タイル張りの外壁で、最も気を付けるべき不具合がタイルの剥離です。
タイルが剥がれて落下すると、人や物に当たって二次被害をもたらす危険もあります。
また、タイルがはがれた部分から雨水が浸入し、雨漏りなどの不具合に発展することも考えられます。
とは言え、正しくタイルを施工していれば剥離することはほとんどありません。
そのため、施工業者の技術力が最も重要ということです。
【尾張旭市 外壁塗装】外壁タイルに必要なメンテナンス
メンテナンスがほとんど必要のない外壁タイルですが、ノーメンテナンスではありません。
タイルは、外壁にモルタルなどでつけられています。
モルタルはタイルほど耐久力のある建材ではないので、いずれはメンテナンスが必要になります。
とは言え、他の外壁のように10年に一度のメンテナンスは必要ありません。
タイルの剥がれやひび割れのような、劣化の症状が現れたときにのみメンテナンスを実施すれば大丈夫です。
外壁をタイル張りにした場合は、以下のようなメンテナンスがいずれは必要になります。
タイルの浮きの補修
タイルは、モルタルや接着剤により外壁に貼り付けられています。
この接着に問題があれば、後でタイルが外壁から浮いてくる不具合を起こす場合があります。
新築時にきちんと施工していれば、基本的にタイルが浮くことはほとんどありません。
しかし、地震などの自然災害の影響を受けてタイルが浮くこともあるので、100%安心とはいえません。
タイルの浮きを放置してしまうと、いずれは壁から脱落してしまいます。
そのため、タイルの浮きには早急な対策が必要となります。
タイルの浮きの修理方法としては、目地に細い穴を開け、樹脂とアンカーピンで固定する方法が一般的です。
専門的な工事になるので、調査と合わせて業者に相談するようにしてみてください😊
目地や下地の補修
タイル張りの外壁の下地には、モルタルが使われることがほとんどです。
このモルタルは目地の役割もはたしており、タイルとタイルの隙間を埋めてくれています。
しかし、モルタルはタイルほど頑丈な素材ではなく、目地に隙間ができたりひび割れが生じてしまったりすることがあります。
こうなると雨水が浸入してしまうので、隙間を埋める補修が必要となります。
わずかな隙間程度なら樹脂やモルタルで埋めることで補修できますので、早めに対処するようにしましょう。
コーキングの補修
タイル張りの外壁にも、部分的にコーキングが施している部分がある場合があります。
伸縮性の高いコーキングを外壁に施しておくことで、衝撃が加わっても被害を最小限に抑えることができます。
通常のコーキングの役割である防水には関係ありませんが、劣化するとタイルや壁本体に悪影響を及ぼす可能性があります。
目地として用いられるコーキングは、サイディングのつなぎ目に施されるものと同様ゴムのような素材なので、紫外線の影響を受け
徐々に劣化していきます。
通常、コーキングは10年もすれば劣化してしまいます。
そのため、10年に一度はコーキングの打ち替えのメンテナンスが必要になってきます。
【尾張旭市 外壁塗装】外壁タイルに塗装は必要?
タイルは防水性に優れ耐久力も高いため、塗装により保護する必要はありません。
そのため、基本的には外壁タイルへの塗装は不要です。
むしろ、下手にタイルに塗装を施してしまうと、せっかくの美しい見た目を損ねてしまうことも考えられます。
ただし近年では、汚れの対策として、タイルに保護塗料を塗装するケースも徐々に増えてきています。
タイルは、クリア塗装を施しておけばタイルの汚れに強いというメリットを最大限発揮できる為、塗装も検討してみるといいと思います。
【尾張旭市 外壁塗装】最後に・・・
タイルに専用の塗装を施せば、寿命が長くなったり汚れを防いでくれたりと、さまざまな効果を発揮してくれます。
基本的に塗装は必要ありませんが、長持ちさせるために塗装も検討してみてはいかがでしょうか?
ただし、タイルの塗装も確かな技術や知識が必要ですので、雑に作業をしてしまうとせっかくの塗装が無意味になってしまいます。
タイルの塗装を検討されている方は、是非セーフティーライフにお問い合わせくださいね😉