さて、今回のブログでは【外壁のヒビ割れの種類と原因】についてお話させていただきます。
外壁のひび割れは、家を建ててから年月が経つと、どうしても現れてしまう症状です・・・
外壁は紫外線や雨や風などにさらされているため、徐々に劣化していき、そこからひび割れが起こってしまいます。
ヒビ割れを見つけて放置してしまうと、補修費用が数倍になってしまうこともあるので放置はしないようにしましょう😉
外壁のひび割れはひびの深さによってメンテナンスの重要度が異なってきます☝
ヒビ割れの種類は、大きく分けると2種類あり、ヘアークラック(浅いヒビ割れ)と クラック(深いヒビ割れ)があります。
【尾張旭市 外壁塗装】ヘアークラックとは?
モルタルの外壁やサイディングなど、外壁塗装がされている外壁材に、主に発生するヒビ割れです。
ヘアークラックは、塗膜に幅0.3mm以下の髪の毛のような細いヒビ割れのことで、深さはほとんどなく、表面上にできるのが特徴で、外壁材そのもののヒビ割れではありません☝
ヘアークラックが発生してしまう原因
外壁に使用する塗料には、乾燥させることで「塗膜」という薄い保護膜ができます!
この保護膜には塗料の劣化を防ぐ役割がありますが、この塗料が経年劣化で硬化するなど、塗膜性能の劣化、車や電車の振動、地震の揺れなどが考えられます。
この段階では、今すぐに補修が必要というわけではありませんが、外壁塗装を考える目安となる症状です。
しかし、放置すると雨漏りの発生に繋がったり、ヒビが深くなった場合、メンテナンス費用も増えてしまうので、ヘアークラックを見つけた時点で補修を行うことをオススメします😉
【尾張旭市 外壁塗装】クラックとは?
ヘアークラックとは違い、クラックは外壁材そのものに発生しているヒビ割れのことです☝
このクラックを放置してしまうと、雨漏りや外壁が剥がれてしまう可能性があるため、危険度が高い劣化症状です!
クラックの種類①乾燥クラック
モルタルやコンクリート、漆喰など、水分を多く含む湿式工法(コテなどを使用した塗り壁工法)の外壁材に起こるひび割れのことです。
湿式工法の外壁は、乾燥する過程で水分の蒸発による伸縮が生じることがあり、乾燥クラックは完全に乾燥する前に塗装してしまうことで発生します💦
乾燥クラックの原因は、乾燥がほとんどですが、ごくまれに施工業者の技術によることもあります・・・
ひび割れの幅が狭く、完全に乾燥した後は、ヒビ割れの幅が拡大する可能性は低いです。
外壁塗装の際に、微弾性塗料(伸縮性のある塗料)で下塗りをすれば簡単に補修することができるクラックです☝
クラックの種類②構造クラック
建物の構造の基礎の部分に発生するヒビ割れを「構造クラック」といいます。
特徴としては、幅が0.3mm以上で、深さ5mm以上のクラックの場合は、構造クラックと呼ばれています。
ヘアークラックと比べると、ひび割れの幅が広く、長くなっているため、外壁の内部まで進んでいるヒビ割れになります☝
構造クラックとは、建物自体がダメージを受けていたり、外壁の外部が凍結と融解を長年繰り返した場合など、外壁自体が歪んでしまうことが原因で発生する症状です。
また、地震や地盤沈下など建物に大きな力がかかった時にも起こり、放置しておくと、ヒビ割れがどんどん広がっていき、外壁材の中に雨水などの水分が入り込み、雨漏りや腐食の原因となってしまいます。
構造クラックを発見したら、場合によっては本格的な補修や外壁材の交換が必要になりますので、見つけたら放置せず早めの対応が必要になります☝
クラックの種類③縁切れクラック
モルタルや漆喰などの湿式工法(コテなどを使用した塗り壁工法)の外壁は、1回の作業で一面ずつ塗り終え、仕上げるのが一般的な基本の方法です。
しかし、一面を仕上げる前に作業を途中で中断したり、一部を先に乾燥させて、続きから塗るなどの部分的なやり直しをしたりしてしまうと、新旧の境目に塗り継ぎ部分ができてしまいます・・・
この塗り合わせ部分にできるひび割れのことを「縁切れクラック」といいます☝
縁切れクラックは、外壁材を塗るタイミングを変えたことによってつなぎ目ができたことが主な原因です。
そのため、塗装中に発見できることが多く、その場ですぐに補修すれば特に問題がないヒビ割れです☝
【尾張旭市 外壁塗装】最後に・・・
いかがでしたでしょうか?
たかが小さなヒビ割れ・・・と思っていても、そこから更に大きいヒビ割れになってしまったり、雨漏りの原因になってしまったりと放置すればするほど補修費用がかさんでしまいます。
早急な対応が必要かどうか、素人ではやはり判断が難しいです。
セーフティライフでは、現地調査~お見積り提出までは一切費用はいただいておりませんので、まずは一度プロに相談してみるのはいかがでしょうか?
おうちのことで何かお悩みがあればなんでもおっしゃってくださいね😉
本日も、最後までブログをご覧いただきましてありがとうございました!