尾張旭市 外壁塗装工事 屋根カバー工事
2025.06.20 (Fri)
尾張旭市 外壁塗装工事 屋根カバー工事 施工データ
施工場所 | 愛知県尾張旭市 |
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工事内容 | 外壁塗装工事 屋根カバー工事 |
屋根材 | スーパーガルテクト(アイジー工業) |
外壁使用塗料 | フッ素REVO-IR(アステックペイント) |
施工カラー | |
工事期間 | 30日間 |
工事完了月 | 2025年5月 |
私が責任をもって担当しました

田村 友宏
【執筆者】
【一軒一軒に想いを込めて】
【一塗り一塗りに想いを込めて】
創業当時からの私のモットーは、今でも何ら揺るぎありません。
業界歴は30年以上。
10代の若い頃から建築一筋、この世界で成長させてもらいました。
建築の知識に長けた塗装屋というスタンスで、私だからこそ気づける、ご提案できるお手伝いをさせて頂きます。
【所有資格】
二級建築施工管理技士補
外壁劣化診断士
窯業サイディング塗替診断士
雨漏り診断士
JDCドローン操縦士ライセンスコース修了
築34年、2回目のメンテナンスをご検討されていました。
前回の業者とはべつのところが良いと思われていた奥様。
以前弊社で施工いただいた方からの紹介があり、ご連絡をいただきました。
前回の塗装からも年数が経っていたため、再び劣化の症状が目立ってきていました。
外壁は汚れや塗膜剥離、ひび割れなどがあり、屋根は屋根は全体的に色あせており、端にはコケが生え、表面が剥がれてきている状態。
屋根については、このまま劣化が進むと、たとえ塗装で一時的にきれいになっても、すぐにまた傷んでしまいます。
また、屋根の下にある防水シート(ルーフィング)も寿命が近いため、塗装だけでは雨漏りなどの根本的な解決にはならないだろうと判断。
今回は塗装ではなく、カバー工法でのメンテナンスを提案させていただきました。

屋根カバー工事
既存の、棟板金や棟下地などを撤去します。
屋根の内部に水が入るのを防くため、軒先水切り板金を張ります。
軒先水切り板金は、軒先を固定して、飛ばされないようにする重要な役割もあります。屋根カバー工事
ルーフィング(防水シート)を設置していきます。
棟側にあるルーフィングが上に重なるように設置します。
こうすることで、雨水が入り込んでもルーフィングの下には入ってきません。屋根カバー工事
板金を張っていきます。
屋根の形に合うよう加工し、軒先から取り付けていきます。屋根カバー工事
新しい棟下地を設置し、板金を張っていきます。
棟板金で包み込むようにおさめることで、雨水の侵入を確実に防ぎます。屋根カバー工事
カバー工事完了です。
屋根は、耐久性に優れたガルバリウム鋼板で覆われ、頑丈かつ美しい仕上がりになりました。
この工事により、これからは雨漏りの心配もなく、より長く安心して暮らしていただけるでしょう。高圧洗浄作業
建築物専用の「高圧洗浄機」にて洗浄します。
110~130Kg/㎠圧の規定圧をかけて素地を傷めないように洗浄していきます。
高圧洗浄は雨天でも作業可能な為、天候による作業延期はありません。シーリング作業
まず、既存のシーリング材をカッターやヘラを使ってきれいに取り除きます。
この作業を丁寧に行うことで、新しいシーリング材との密着性を高めることができます。シーリング作業
シーリング材を充填する部分以外の所をマスキングテープで覆います。
これにより、余計な部分にシーリング材が付着するのを防ぎ、仕上がりがきれいになります。
シーリング材との接着性をさらに高めるため、プライマーを塗布します。シーリング作業
新しいシーリング剤を下地へ充填していきます。
この際、シーリング材は奥までしっかりと押し込み、隙間なく充填することが重要です。
シーリング作業
充填したシーリング材を専用のヘラや道具を使って均一に整えます。
きれいにするだけでなく、シーリング材が目地の奥までしっかりと密着し、防水性や耐久性を確保するために非常に重要な作業です。シーリング作業
マスキングテープを剥がして完成です。
シーリングは、完全に乾くまでは日にちがかかりますので、それまでは触れないように気をつけて下さい。シーリング作業
サッシ周りは、既存のシーリングの上へ増し打ちをします。
既存のシーリングを撤去しようと刃物を当てた際に、その下にある防水シートを傷つけてしまわない為です。軒天 塗装作業
防藻性、防カビ性、透湿性に優れた軒天専用塗料を塗布します。外壁 下塗り作業
既存のサイディングの風合いをそのまま残して塗装のできる、ジョリパットフレッシュインフィニティで塗装していきます。
耐久性が高く、マットな質感になるのも特徴です。すぎるのを防止する目的もあります。
塗料が外壁に吸収されてしまうと、吸い込みによるムラができてしまいます。
そのようなことを防ぐため、下塗り作業は必要不可欠。
外壁塗装の基本となる、とても重要な工程といえます。
外壁 中塗り作業
中塗りで膜厚をつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。
外壁 中塗り作業
下塗りの上に一度塗料を重ねただけでは、おうちを守る目的としては十分ではありません。
塗料本来の性能が発揮されるよう、中塗りはとても重要な作業です。
選んでいただいたカラーがお目見えするのはここからです。外壁 上塗り作業
中塗りに続いて上塗りです。
塗り重ねることによって、丈夫な塗膜ができ、塗料の性能を最大限に発揮してくれます。
使用色:ブロークンホワイト外壁 上塗り作業
3回目ともなると、塗膜に厚みを帯び、なめらかな面となって仕上がって参ります。
こちらの塗料は塗った直後と、しっかり乾燥した後とでは色の出方に差が出るのが特徴です。
使用色:アイアンバーグ付帯部 下地調整作業
ケレン作業で下地を整えます。
目に見えない程度の細かい傷をつけ、塗料を染み込みやすく整えます。
ケレンする素地に合わせて、ケレン道具も変えています。付帯部 サビ止め塗布作業
板金部は、サビ止め効果を有する下塗り材を塗布します。
細部までムラなく塗布するため、刷毛で作業をする箇所もあります。
下塗りだからといって怠るのではなく、下塗り段階から、適材適所で道具を選択し、持ち替えて塗布作業します。付帯部 塗布作業
付帯部も外壁同様、原則3回塗りとなります。
仕上がりの艶が美しい、フッ素塗料を使用します。ベランダ防水作業
現状の防水層に問題がないため、今回の塗装は、既存の防水層をさらに保護するための工法を採用します。
外壁などと同様に合計3回塗りで丁寧に仕上げていきます。
まず始めに、ローラーや刷毛を使ってプライマーという下地材を全体にムラなく塗布します。
このプライマーが、次の塗料をしっかりと密着させ、耐久性を高めるための大切な役割を果たします。ベランダ防水作業
ベランダの床は、防水層がしっかりと機能することで、雨漏りを防ぎます。
今回、その防水層が規定の厚みを確保し、本来の性能を最大限に発揮できるよう、防水材を合計2回塗布します。