塗料の水性と油性のお話【尾張旭市の外壁塗装】
2020.04.19 (Sun) 更新
瀬戸市、尾張旭市、長久手市で外壁塗装をご検討中の皆様
ぜひセーフティーライフにお任せください!
油性と水性塗料について
塗料には、従来から使用されているシンナーの独特の臭いのする油性塗料と環境への配慮から開発が進んでいる水性塗料があります。
よく質問されることですが「水性より油性タイプの方がいいのでしょ」と聞かれますがそんなことはありません。水性タイプ、油性タイプにそれぞれメリットデメリットがあります。
水性タイプのメリットは臭いが少ないことです。
シンナーを使用しませんので人体への影響も少なく、消防法での危険物に該当しないので引火の危険性がないので保管も安易です。
デメリットは完全に乾燥する前に雨が降ると溶け流れてしまうので、作業の際は天候に気を付けなければいけません。
(油性塗料においても乾燥前に水が触れると不具合が生じます)
油性に比べ、金属や塩ビには密着が劣ります。
主要用途として、臭いや人体への配慮から屋内や集合住宅、戸建住宅、学校、公共施設で使用されることが多いです。
油性タイプのメリットは光沢性・・・初期の艶に優れます。
耐薬品性、耐摩耗性にも優れています。
短所はシンナーを使用するので消防法上の危険物に該当し引火の恐れがあります。シンナーの独特の臭いもします。
主要用途として、水性塗料では密着に不安な金属や塩ビへの塗装、耐薬品性が求められる研究施設や工場、耐摩耗性が求められる工場の床は油性塗料が多く使用されています。
さらにこのようなことを聞かれることがあります。
☆油性塗料のほうが水性塗料に比べ耐久性に優れている・・・
塗料は水性、油性ではなく樹脂(アクリル、ウレタン、シリコン、フッソ等)によって耐久性が変わってきますのでこの表現は少し違うのかなと思います。
☆油性塗料のほうが水性塗料に比べ乾燥が早い・・・
水性、油性によってではなくそれぞれの塗料によって乾燥時間は違います。水性でも油性でも乾燥が早い塗料、遅い塗料があります。
☆水性は気温が低いと塗装できない・・・
一般的な塗料は水性、油性に関係なく気温5度以下湿度85%以上の場合に塗装ができません。この条件下でも塗装できるのは特殊な塗料だけです。気温が低く湿度が高いと乾燥が遅くなるのは水性、油性に限りはありません。
☆水性塗料の方が安価である・・・
水性でも油性でもその性能が同等のものであれば価格は大きく変わることはありません。
水性塗料は何となく弱そう・・・と思われる方が多いと思いますが、水性塗料だからといって不安になることはありません。
戸建住宅に使われるような塗料は、水性塗料のメリットで説明した臭いや人体への配慮から品質の良い水性塗料が多く開発されています。
私達セーフティーライフは水性塗料、油性塗料もそのメリットや特性を生かして最適な塗料を選定して皆様に提案をいたしますので安心して下さい。
投稿担当者

小森 康平KOHEI KOMORI
S-LIFEのムードメーカー、小森です。若さあふれるテンションとノリで、お客様の心をつかんで離さない!今ここを見て下さっている貴方も、もう既に私のとりこです(笑)
プライベートは、愛娘とのひと時が最高の癒しです。