瀬戸市 外壁塗装工事 防水工事
2025.06.06 (Fri)
瀬戸市 外壁塗装工事 防水工事 施工データ
施工場所 | 愛知県瀬戸市 |
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工事内容 | 外壁塗装工事 防水工事 |
外壁使用塗料 | 低汚染リファイン1000MF-IR(アステックペイント) |
施工カラー | |
工事期間 | 23日間 |
工事完了月 | 2025年1月 |
私が責任をもって担当しました

溝口 将仁
築40年のご自宅です。
染みが天井にできているのを発見し、ご連絡をいただきました。
実は、去年か一昨年にも雨漏りで屋根の防水工事をしたのに改善しなかったそうです。
なかなか雨漏りの原因となる箇所を突き止めるのは難しいのですが、高い費用をかけたのに改善されなかったのはとても残念なことです。
外壁の塗装とともに、原因とされるベランダの防水工事を行いました。
既存の塩ビシートを撤去し、不良部分を補修。
ウレタン塗膜防水通気緩衝工法にて施工いたしました。
これで長い間お悩みだった雨漏りともお別れですね。

高圧洗浄作業
建築物専用の「高圧洗浄機」にて洗浄します。
110~130Kg/㎠圧の規定圧をかけて素地を傷めないように洗浄していきます。
高圧洗浄は雨天でも作業可能な為、天候による作業の延期はありません。シーリング作業
シーリング材を充填する部分以外の所をマスキングテープで覆います。
これにより、余計な部分にシーリング材が付着するのを防ぎ、仕上がりがきれいになります。
シーリング材との接着性をさらに高めるため、プライマーを塗布します。シーリング作業
新しいシーリング剤を下地へ充填していきます。
この際、シーリング材は奥までしっかりと押し込み、隙間なく充填することが重要です。シーリング作業
ヘラを使って表面を平らにならし、美しい仕上がりを目指します。シーリング作業
マスキングテープを剥がして完成です。
シーリングは、完全に乾くまでは日にちがかかりますので、それまでは触れないように気をつけて下さい。シーリング作業
サッシ周りは、既存のシーリングの上へ増し打ちをします。
既存のシーリングを撤去しようと刃物を当てた際に、その下にある防水シートを傷つけてしまわない為です。養生作業
塗料が周囲に飛び散ってしまわないよう、窓やベランダ、植木など、塗装しない部分にビニールシートなどを覆って保護する作業を「養生」と言います。
養生をしっかり行うことで、塗装後の仕上がりが美しく、周辺への影響も最小限に抑えられます。
養生には、マスキングテープやビニールシート、飛散防止ネットなど、様々な資材が使われます。軒天 塗布作業
防藻性、防カビ性、透湿性に優れた軒天専用塗料を塗布します。外壁 下塗り作業
その壁に最も合う上塗り材との相性が良く、密着性の高い下塗り材を選択し、塗布します。
下塗りは通常、透明色または白色になります。
また、下塗りは、塗料が外壁に吸収されすぎるのを防止する目的もあります。
塗料が外壁に吸収されてしまうと、吸い込みによるムラができてしまいます。
そのようなことを防ぐため、下塗り作業は必要不可欠。
外壁塗装の基本となる、とても重要な工程といえます。外壁 中塗り作業
中塗りで膜厚をつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。
下塗りの上に一度塗料を重ねただけでは、おうちを守る目的としては十分ではありません。
塗料本来の性能が発揮されるよう、中塗りはとても重要な作業です。
選んでいただいたカラーがお目見えするのはここからです。外壁 上塗り作業
中塗りに続いて上塗りです。
塗り重ねることによって、丈夫な塗膜ができ、塗料の性能を最大限に発揮してくれます。
3回目ともなると、塗膜に厚みを帯び、なめらかな面となって仕上がって参ります。
こちらの塗料は塗った直後と、しっかり乾燥した後とでは色の出方に差が出るのが特徴です。
使用色:ミッドビスケット付帯部 下地調整作業
ケレン作業で下地を整えます。
目に見えない程度の細かい傷をつけ、塗料を染み込みやすく整えます。
付帯部 サビ止め塗布作業
付帯板金部は、サビ止め効果を有する下塗り材を塗布します。
細部までムラなく塗布するため、刷毛で作業をする箇所もあります。
下塗りだからといって怠るのではなく、下塗り段階から、適材適所で道具を選択し、持ち替えて塗布作業します。付帯部 塗布作業
付帯部も外壁同様、原則3回塗りとなります。
仕上がりの艶が美しい、フッ素塗料を使用します。ベランダ防水作業
既存の塩ビシートをを撤去します。ベランダ防水作業
化が激しい既存の防水層や、浮き上がっている部分、不陸(凹凸)などを除去し、下地を平滑にします。ベランダ防水作業
プライマーを塗布します。
プライマーは、床面と防水層の間で接着剤のような役目をします。ベランダ防水作業
自着シートを敷設します。
プライマーと同じように下地とウレタン防水材の密着性を高めたり、特定の箇所の補強をしたり、あるいは下地からの湿気上昇を防ぐ目的で用いられるものです。ベランダ防水作業
末端部分をシーリングで処理します。
水が内部に回り込むのを防ぎ、長期にわたって防水性能を維持することができます。ベランダ防水作業
ウレタン塗膜防水の通気緩衝工法において、脱気筒は非常に重要です。
下地から発生する水蒸気は、日中の太陽熱で温められて防水層を押し上げ、膨れの原因となります。
脱気筒は、防水層の下に設けた通気層を通って集まる水蒸気を外部へ効率的に排出することで、この膨れを防ぎます。
適切な数と位置に設置し、周辺を完璧に防水処理することが、長期的な防水性能維持の鍵となります。ベランダ防水作業
下地処理とプライマー塗布の後に続く、防水層形成の最初の工程です。
この作業では、主剤と硬化剤を適切に混ぜたウレタン防水材を、ローラーやコテで下地全体に均一な厚みで塗布します。
これにより、防水層の基盤が築かれ、下地との密着性が高まり、細かな不陸が調整されます。
規定の塗布量を守り、塗り残しがないよう丁寧に行うことで、後の防水性能が大きく左右される重要な作業です。ベランダ防水作業
ウレタン塗膜防水の二層目塗布は、一層目が完全に乾いた後に行う次の作業です。
この工程では、一層目と同じウレタン防水材を、再び均一な厚みで塗っていきます。
これにより、防水層が必要な厚みになり、より丈夫で長持ちする防水膜が完成します。
二層目を塗ることで、防水性能がさらに高まり、建物が雨からしっかり守られるようになります。ベランダ防水作業
改修用ドレンは、既存の防水層をはがさずに、古くなった排水口を新しくする際に使う部品です。
これは、既存の排水口にそのままかぶせるように取り付けます。
新しい防水層とこのドレンをしっかり繋ぐことで、雨水が建物の中に漏れるのを防ぎます。
この方法なら、大規模な工事をせずに効率よく排水機能を直せます。ベランダ防水作業
トップコート塗布作業です。
二層目まで塗った防水層の上に、最後に塗る保護の膜を作ります。
このトップコートは、太陽の強い紫外線や雨風から、大切なウレタン防水層を守る役割があります。
これを塗ることで、防水層が長持ちし、見た目もきれいに仕上がります。
トップコートが劣化したら塗り直すことで、防水層自体を長く保護し続けられます。ベランダ防水作業
ベランダ防水作業の完成です。