尾張旭市 外壁塗装工事
2025.06.22 (Sun)
尾張旭市 外壁塗装工事 施工データ
施工場所 | 愛知県尾張旭市 |
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工事内容 | 外壁塗装工事 防水工事 |
外壁使用塗料 | 超低汚染リファイン1000MF-IR(アステックペイント) |
施工カラー | |
工事期間 | 30日間 |
工事完了月 | 2025年6月 |
私が責任をもって担当しました

玉谷 一樹
【執筆者】
アラレちゃん大好き玉谷です。
業界歴25年!皆様に支えられてここまでやってきました。
大切なおうちのことを安心して任せて頂ける様に頑張っていきます!
【所有資格】
二級建築施工管理技士補
外装劣化診断士
雨漏り診断士
エネルギーマネジメントアドバイザー
はじめは、玄関のドアが壊れてしまい、きちんと施錠できないため早急に取替えたいというご相談をいただきました。
塗装工事もご検討中であったため、塗装工事とドアの交換の両方をご提案させていただきました。
経年劣化で色あせや汚れ、塗膜剥離も見られました。
一部の破風板や鼻隠しは劣化が進んでいたため、塗装ではなく交換をお勧め。
外壁の塗装は、1階やベランダ部分のサイディングをダブルトーンで施工いたしました。
弊社で施工されるお客様の中でひそかに(?)人気の、同系色のダブルトーン。
今回も、チャコールとウィザードコッパーで塗装しました。
重厚感もあり、カッコイイですね。
2階のホワイトとのコントラストも素敵です。
心配だった玄関のドアも新しい物へ取替え、安心してお過ごしいただけるようになりました。

高圧洗浄作業
建築物専用の「高圧洗浄機」にて洗浄します。
110~130Kg/㎠圧の規定圧をかけて素地を傷めないように洗浄していきます。
高圧洗浄は雨天でも作業可能な為、天候による作業の延期はありません。シーリング作業
まず、既存のシーリング材をカッターやヘラを使ってきれいに取り除きます。
この作業を丁寧に行うことで、新しいシーリング材との密着性を高めることができますシーリング作業
外壁にプライマー(下塗り材)やシーリング剤を付けないために、マスキングテープを貼っていきます。
養生をすることで仕上がりがきれいな直線になります。
養生の後、丁寧にプライマー(下塗り材)を塗布します。シーリング作業
新しいシーリング剤を下地へ充填していきます。
この際、シーリング材は奥までしっかりと押し込み、隙間なく充填することが重要です。シーリング作業
ヘラを使って表面を平らにならし、美しい仕上がりを目指します。シーリング作業
マスキングテープを剥がして完成です。
シーリングは、完全に乾くまでは日にちがかかりますので、それまでは触れないように気をつけて下さい。シーリング作業
サッシ周りは、既存のシーリングの上へ増し打ちをします。
既存のシーリングを撤去しようと刃物を当てた際に、その下にある防水シートを傷つけてしまわない為です。軒天 塗布作業
防藻性、防カビ性、透湿性に優れた軒天専用塗料を塗布します。外壁 下塗り作業
その壁に最も合う上塗り材との相性が良く、密着性の高い下塗り材を選択し、塗布します。
下塗りは通常、透明色または白色になります。
また、下塗りは、塗料が外壁に吸収されすぎるのを防止する目的もあります。
塗料が外壁に吸収されてしまうと、吸い込みによるムラができてしまいます。
そのようなことを防ぐため、下塗り作業は必要不可欠。
外壁塗装の基本となる、とても重要な工程といえます。
外壁 中塗り作業
中塗りで膜厚をつけていきます。
中塗りは、下塗りと上塗りの中間に塗り付ける層の工程であり、平滑な下地を作ることや、上塗り材の補強が目的となります。外壁 中塗り作業
下塗りの上に一度塗料を重ねただけでは、おうちを守る目的としては十分ではありません。
塗料本来の性能が発揮されるよう、中塗りはとても重要な作業です。
選んでいただいたカラーがお目見えするのはここからです。外壁 上塗り作業
中塗りに続いて上塗りです。
塗り重ねることによって、丈夫な塗膜ができ、塗料の性能を最大限に発揮してくれます。
使用色:ブロークンホワイト
外壁 上塗り作業
3回目ともなると、塗膜に厚みを帯び、
なめらかな面となって仕上がって参ります。
こちらの塗料は塗った直後と、しっかり乾燥した後とでは色の出方に差が出るのが特徴です。
この色が、ダブルトーンの目地色となる色です。外壁 意匠仕上げ作業
ダブルトーン仕上げとは、外壁の凸部分と目地の部分を異なる色で仕上げる塗装方法です。
単色で塗装する時と同じように、まずは下塗りから始めます。
中塗り、上塗りと進め、最後の凸部分へ塗布します。
これにより、外壁に立体感と深みを与え、デザイン性の高い外観にすることができました。付帯部 下地調整作業
ケレンをおこない、塗装面の汚れやサビなどを除去します。
塗装面の凹凸をなくして滑らかにし、塗料の密着を高めるという重要な作業です。付帯部 サビ止め塗布作業
板金部は、サビ止め効果を有する下塗り材を塗布します。
細部までムラなく塗布するため、刷毛で作業をする箇所もあります。
下塗りだからといって怠るのではなく、下塗り段階から、適材適所で道具を選択し、持ち替えて塗布作業します。付帯部 塗布作業
付帯部も外壁同様、原則3回塗りとなります。
仕上がりの艶が美しい、フッ素塗料を使用します。ベランダ防水工事
これから塗装する防水材との密着性を高めるため、下地調整をします。ベランダ防水工事
プライマーを塗布します。
プライマーは、床面と防水層の間で接着剤のような役目をします。ベランダ防水工事
自着シートを敷設します。
プライマーと同じように下地とウレタン防水材の密着性を高めたり、特定の箇所の補強をしたり、あるいは下地からの湿気上昇を防ぐ目的で用いられるものです。ベランダ防水工事
既存のドレンを取り外し、周囲の下地をきれいに掃除し、不陸やひび割れを補修します。
新しいドレンを排水口にしっかり固定し、ドレン周りは補強材やシーリング材で水の浸入を防ぎます。
その後、プライマーとウレタン防水材を塗布して、ドレンと防水層を一体化させます。
水がドレンへスムーズに流れるよう、適切な水勾配を確保することが最も重要です。ベランダ防水工事
下地処理とプライマー塗布の後に続く、防水層形成の最初の工程です。
この作業では、主剤と硬化剤を適切に混ぜたウレタン防水材を、ローラーやコテで下地全体に均一な厚みで塗布します。
これにより、防水層の基盤が築かれ、下地との密着性が高まり、細かな不陸が調整されます。
規定の塗布量を守り、塗り残しがないよう丁寧に行うことで、後の防水性能が大きく左右される重要な作業です。ベランダ防水工事
ウレタン塗膜防水の二層目塗布は、一層目が完全に乾いた後に行う次の作業です。
この工程では、一層目と同じウレタン防水材を、再び均一な厚みで塗っていきます。
これにより、防水層が必要な厚みになり、より丈夫で長持ちする防水膜が完成します。
二層目を塗ることで、防水性能がさらに高まり、建物が雨からしっかり守られるようになりますベランダ防水工事
ウレタン塗膜防水の通気緩衝工法において、脱気筒は非常に重要です。
下地から発生する水蒸気は、日中の太陽熱で温められて防水層を押し上げ、膨れの原因となります。
脱気筒は、防水層の下に設けた通気層を通って集まる水蒸気を外部へ効率的に排出することで、この膨れを防ぎます。
適切な数と位置に設置し、周辺を完璧に防水処理することが、長期的な防水性能維持の鍵となります。ベランダ防水工事
トップコート塗布作業です。
二層目まで塗った防水層の上に、最後に塗る保護の膜を作ります。
このトップコートは、太陽の強い紫外線や雨風から、大切なウレタン防水層を守る役割があります。
これを塗ることで、防水層が長持ちし、見た目もきれいに仕上がります。
トップコートが劣化したら塗り直すことで、防水層自体を長く保護し続けられます。ベランダ防水工事
ベランダ防水工事完了です。