塗装の塗り回数について【尾張旭市の外壁塗装セーフティーライフ】
2020.05.08 (Fri) 更新
瀬戸市 尾張旭市 長久手市の外壁塗装、雨漏り専門店 セーフティーライフです。
塗装うんちくなら、わたくし小森!
今回は、塗料の塗り回数についてです。
本日はお客様からよく聞くご質問についてお話ししたいと思います。
外壁塗装の場合 下塗り 中塗り 上塗りの 3回塗装が多いと思うのですが、4回 5回と塗り重ねると 耐性があがるのでしょうか?
木部の場合、塗料にもよるでしょうが 塗り重ねが多いほどつよくなるとおもうのですが
と言った質問をよくされます。
その返答としまして
塗料メーカーの仕様通り、きちんとした希釈率なら4回以上塗装してもあまり意味がないと思います。
これがひび割れに悩むお家でしたら、その分厚みがつくのでいいかもしれませんがカビ、汚れなどは、余計に塗膜に厚みがあっても意味をなさないです。
あと断熱塗装などは、厚みがあればその分、熱を遮断するので、4、5回塗りとかありますが、一般的な塗料であれば3回で十分です。
木部は材質にもよりますが、収縮するのであまり厚みがあっても逆に塗膜が割れてしまう可能性もあります。
ただ塗装がはげていて枯れ掛っている木部には、塗料を吸収するので3回以上塗らなければしっかりとした塗膜も張らないですし光沢も出ませんので、表面保護という点では必要になる場合もあります。
状況次第ですが日の当たる方角は傷みやすいため塗装がボロボロで素地が出てしまっているなら4回、逆に影になる方角の面で塗膜が活きている場合は3回塗りといった具合などです。
家の傷み方のバランスを考えて塗装した方が長持ちします。
モルタルやサイディングも通常は3回塗りで十分です。
もし断熱塗装以外で、一般外壁塗料で4回塗るとすれば、それは宣伝目的が強く機能的には意味がないのではないかと考えます。
稀に目がとても粗いモルタルなどで4回塗ることもありますが、それはあくまでも稀です。
4回塗りしなければ機能を発揮できないならば、メーカーもそういう仕様にするはずです。
何回塗りというフレーズに目が惹かれますが、希釈率が守られた前提で何回塗りというのも活きてきます。
薬と同じで、たくさん薬を飲んだからと言ってすぐに治りませんし、タップリ薬を塗ったからといってすぐに傷が塞がるわけでもありません。
何事もバランスが大切です。
用法容量を守る事が何よりも大切になります!
投稿担当者
小森 康平KOHEI KOMORI
S-LIFEのムードメーカー、小森です。若さあふれるテンションとノリで、お客様の心をつかんで離さない!今ここを見て下さっている貴方も、もう既に私のとりこです(笑)
プライベートは、愛娘とのひと時が最高の癒しです。